NEW母指の対立動作で痛む親指の付け根
症状
主訴は左母指の痛みである。ゴルフをした後から痛みが出現し始めた。痛みの部位は母指の付け根で、母指の対立動作で痛みが誘発される。ゴルフをした後は特に痛みが強くなる傾向がみられた。日常生活では、物を握る動作の際や母指の屈曲・対立動作時に痛みが生じ、支障となっていた。医療機関の受診歴はなく、診断や検査は受けていない。今回の症状に関連するかは不明だが、他に気になる症状や違和感の訴えはなかった。
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来院者
男性
60 代
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期間
2026年7月 ~ 2026年8月 -
頻度
月3回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
初診時には母指の付け根に圧痛が確認された。頚部から背部にかけてのツボに鍼をした結果、初回施術後には症状が軽減したとの報告があった。その後も同様の方針で施術を継続した。2回目の来院時には「初回の施術後は一週間ほど痛みがなかったが、ゴルフに行くと再び痛みが出た」との申告があった。同様の施術を継続し、3回目の施術を行った。3回目施術後の症状の経過については、その後別の症状で来院した際に本人から報告があり、症状は消失し、ゴルフを行っても支障がない状態になっていたとのことであった。
使用したツボ
まとめ
ゴルフの動作に伴って生じた左母指の付け根の痛みに対し、頚部から背部にかけてのツボを用いた施術を継続することで、症状の軽減がみられた症例である。初回施術後には一時的に痛みが消失したものの、ゴルフの再開によって再燃がみられたことから、繰り返す動作による負荷が症状に関与していた可能性が考えられる。同様の施術を継続した後、後日別の症状で来院した際に、症状が消失しゴルフの継続にも支障がない状態に至っていたとの報告を得た。こうした経過から、遠隔部位への施術が症状の緩和に寄与した可能性が示唆される症例といえる。
担当スタッフ




