NEW登山後の右膝の痛みと力が抜ける症状
症状
右膝の痛みと伸展制限を訴えて来院した。先週の登山後から症状が強くなり、特に階段の昇降時にじわっと痛みが出現し、登山中には膝がかくっと力が抜けて踏ん張れない状態であった。初診時の検査では、片足での曲げ伸ばし(ニーベンドテスト)で痛みが誘発され、膝関節の伸展制限と足関節の屈曲制限(ランジテスト陽性)が認められた。また、膝蓋骨の動きも悪く、階段での日常動作に支障をきたしていた。医療機関での診断や治療歴は特になかった。
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来院者
女性
60 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年4月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
5回
施術と経過
初回施術では、股関節、下腿のツボに鍼をした。施術後、痛みは軽減したが完全には消失しなかったため、継続的な治療を行うこととした。2回目以降は、踏ん張りが効くようにするツボを使用し、症状の改善を図った。施術を重ねるごとに症状は少しずつ改善し、登山を再開できるまでに回復した。施術期間中、長時間座位から立ち上がる際に足が伸びない症状が出現したため、背中のツボを追加して対応した。5回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
登山後に悪化した右膝の痛みと伸展制限に対し、股関節、下腿、足の甲のツボへの施術を中心に治療を行った。踏ん張りを改善するツボの使用が効果的であり、5回の施術で登山を再開できるまでに回復した。施術期間中に出現した座位からの立ち上がり時の伸展困難に対しては、背中のツボを追加することで対応し、良好な結果が得られた。膝関節の機能制限に対して、下肢全体のバランスを整えるアプローチが有効であった症例である。
担当スタッフ




